75エルカミーノ リアアクスル

シボレーエルカミーノ リヤホーシングのオーバーホール その8

長期連載になっているホーシング作業。今回は細かい所をコツコツ仕上げて、少しでも完成に近づけます。実は不人気アメ車乗りの方とオフ会をする約束が出来まして・・・
手を抜かず、段取り良く綺麗な仕上がりを目指します。

アクスルシャフトのシム調整

アクスルシャフトの部品が到着しました。
アクスルシャフトのロックワッシャーとピニオンシャフトのロックボルト。
ロックワッシャーは厚みが2種類。
微妙な差ですがこれぐらいでも結構変わっちゃいます。
まずは薄いシルバーのワッシャーを挿入。
少しガタがあります。
厚い方のワッシャーを入れてみるとピッタリ。ガタが無くなりました。

※参考画像です。
アクスルシャフト分解前のガタ。前後、上下方向ともガタガタでした。


オーバーホール後のガタ。

デフピニオンのロックボルト締め付け

デフピニオンシャフトのロックボルト。
こういう感じで刺さっています。こういう画像を載せておくとボルトが折れたときに、どの辺で折れたのか参考になると思います。
無事にロック完了。ちなみにロックボルトの頭は8ミリでした。

コントロールアーム塗装の仕上げ

マンゴーイエローに塗ったホーシングを新聞紙で覆い隠しコントロールアームの塗装を仕上げます。
アームのブッシュは良好で弾力があり割れもなく、上下に摺動させても異音がなかったので今回交換はしません。
逆にブッシュが抜けているとホーシングは動いてしまうので危険です。動力がタイヤへ繋がり路面をける際に踏ん張るトルクロッドの役割も兼ねていますのでブッシュの状態は重要ですね。
 
以下、神経質なマスキング。

今回から床の塗装保護の為にブルーシートでマスキングします。
塗装した後の床掃除はかなり大変です。

塗装開始!

塗装完成♪

いよいよ、仕上がったホーシングとご対面です。

デフカバー装着!
取付ボルトも黒く塗ってメリハリをつけています。
神経質な塗り分けです(笑)
見えない上側も手を抜かず仕上げました。


良い眺めですねー

コイルスプリング&アブソーバー装着

塗装を傷つけないように注意しながら組んでいきます。

まるでプラモのように実車を弄るボク。

もう少しで着地です!