75エルカミーの修理デス

シボレーエルカミーノ 不人気年式のエンジンルームをディテールアップ大作戦 その1

エルカミのエンジンオイル漏れ修理と同時進行で進めたい事があります。
それは「エンジンルームを綺麗に仕上げる」事。1975年式という街中では、すれ違うことが難しい年式→つまり人気のない年式のエルカミをどうにかして表舞台に持っていきたい野望が私にはあります。それにはやはり人と同じことをしてはダメだと思うんです。前に乗っていた330セドリックの時も同じ気持ちでした。人がヤらないような事を思いつき、行動に移さないと不人気車両が注目を浴びることは不可能なのです。そもそも、こんな年式のアメ車でエンジンを仕上げるような人は日本ではクロームメッキ多用のローライダーぐらいしか居ないでしょう?私はローライダーではないので極力メッキパーツは使わず差別化を図りたいと思います。そして私はオリジナル志向な一面も持ち合わせていますので仕上がりはノーマルのような?弄っているような?そんな雰囲気にしたいですね~

タイヤを外し左右のフェンダーを外します。結構な大きさですので外す前に保管場所を確保しておかないとかなり邪魔な存在になります。
右前方にはバッテリーのトレイが共締めされているのでチョット面倒です。知恵の輪状態で取り外すことになるので外側のフェンダーに傷をつけないように気を付けて外しましょう。






フェンダーを外すだけでエンジンルームの現況がよくわかります。
40年以上前のクルマなので、錆はありますが全く腐ってない素晴らしい状態です!
外したフェンダーを翌早朝に洗浄。汚れが落ちた素の状態のフェンダーを確認します。やはりバッテリー置き場の下は錆びてますね。でも凹みや腐りはない模様。板金しないでいけそうだ。

<以下、気になる個所を予め点検>
エンジン後方の状態を目視確認。
オートマミッションの配管、オイル漏れの確認。
マスターバックに隠れていたところの状態を確認。
フロア裏へもぐり、オートマミッションのシフトロッドの連結状態を確認。
エキゾーストパイプとミッションメンバーの位置を確認。エキパイも切らないとミッションは降りないですね~

昔は、いきなり錆落としを始めたり分解したりしていましたが目標の無いまま、やみくもに行動を起こしても結果が伴わないことが多いです。手が入りにくいところや、ばらしたら組み方を忘れてしまいそうな所を確認しながら画像に残し、頭の中でどう仕上げるかを妄想します(笑)この妄想する時間がとても好きです♪絵に描いてもいいんですが、作業するのは自分だし気持ちはコロコロ移り変わるので(血液型はO型)あまり具体的に考えないようにしています。最終的に出来上がった時の姿が思い描いた形になっていればいいかなと。そう思えるようにブレない気持ち手を抜かない作業を心掛けていきたいですね!