現車確認時から、、もっと言うとアメリカにあった頃から見事に振り切っていた燃料計。
現在
自宅へ運んだ頃
車屋さんにあった頃
アメリカにクルマがあった頃
マメに燃料を足していれば問題は無いので今まで放置してきました。
購入した頃は満タンにした時の日付と走行距離(オドメーターはついていないのです)を毎回メモって今どれくらい入っているのか把握しておりました。
でも、人間だんだん慣れてくるとそんな面倒なことはしなくなります。頭で覚えておけばいいもんねー。
狂い始めたのが今年の夏に起きた一連の事件。バルブステムシールを交換するために不動になること、約一か月。シール交換後の試運転中、まさかの路上故障。これを治すのに20日くらい放置。毎日乗ってるわけではないので、まともに乗るのは2か月以上経ってから・・・
あれっ?今どれくらい燃料入ってるんだろう??
えぇ、燃料を入れれば分かることなんですよ。小遣いがない(エルカミに入れる余計な燃料代が無い)から困っているのです。。。
夏も終わって涼しくなってきたので、燃料タンクを降ろす決意をしました。
燃料タンクをいじるのは好きじゃないんです。
昔、セーター着たままタンクいじっていたら静電気で左手首周辺に引火した経験があります。
テレビドラマのように爆発はしませんでしたが一瞬で襟足まで火が燃え広がった恐怖は中々忘れることはできませんね。
まずはジャッキアップさせます。ミッション降ろすのもそうですが一人作業って基本的に必要以上にクルマを上げてはイケません。ヤバいって状況になった事を考慮して常に抱えてゴロンできる体勢になっていないと確実にけがをするからです。TH350って人力で下せるんだろうか?多分無理だろうな。そろそろミッションジャッキを持っていても、いい年齢のような気がします。
燃料タンクはバンド2本で固定されています。そして燃料ホースとセンダーゲージの配線を確認して取り外し。
げっ!後ろ側のボルトは何とトルクスです。しかもかなり小さいサイズ。幸い僕が使っているスナップオンのラチェットの緩み止めボルトがトルクスで同サイズでした。普通、こんな細いの持ってないと思うなー。でもタンクを降ろさないと回せません・・・バンドは付けっぱなし確定。
ジャッキを抜いて手ごたえを確認。この時燃料が相当残っていることに気が付きます。先端をジャッキにかけてスーって抜こうと思っていましたが無理。作戦練り直し。
とりあえず下げられる所まで下げよう。給油口のパイプが左にあるので右斜めに降ろす段取り。ご覧のように燃料タンクの幅はフレームギリギリ。
バンドが邪魔です。今思うと、ここで外しておけば良かったんですが、この時はタンクをどう抜くかばかり考えていました。もっと角度をつけないとフレームより下へ抜けません。ここでさらにジャッキアップします。
給油口がフレームに乗っかってしまいました。これ以上水平には下げられません。
どうにかフレームより下へ下がりまして人ひとり入るスペースを確保。
あとは右斜めに引っ張るだけです。タンクの右端がタイヤに干渉しそうなので外しました。
離れてみるとこんな状況。平日休みの朝から、何やってんだろ?俺(笑
ギリギリ、テールパイプを逃げています。
さて、それでは隙間に入ることにします。すみません、お邪魔しまーす
モゾモゾしながら水平移動。こんな状況でも携帯持って撮影したくなるのがブロガーの性・・・
最後は足に引っ掛けて無事に着陸です。床も傷つけることなく外せたので大満足♪
ボルトの感じだと初めて降ろされたであろう100リッタータンク。でっかいですねー。
降ろしたり外した後は、すかさず清掃ですw 脱着→清掃、整備の基本です。
この後、仲間に「おーい!一人で外せたぞー」って連絡入れたら、近くにいるっていうんで「久々にお昼でも一緒に食べるか?」ということになるのですが、道中で楽しいことがありました。次回ネタにします。