75エルカミーノ TH350ミッション脱着編

シボレーエルカミーノ TH350ミッションの脱着 その3 ミッションメンバー

エルカミ弄り真っただ中、仕事の関係で一週間ほど家を留守にしておりました。エルカミ弄りも一休みです。すべてが中途半端な状態でしたが仕事優先です。仕事があるからお給料(お金)があり家族を養え、クルマ弄りが出来る訳です。こんな当たり前な事を理解できない輩が、本当に多く困ったものです。現在の全てにおいて恵まれた環境に感謝です。
さて、帰宅後ガレージのドアを開けると事件は起きました!
クルマの下から赤い液体が・・・ドラマで言ったら殺人事件発生ですね~
クルマの下へ潜ってみると、、
ミッションのリアシールから流れていました。いやーすっかりミッションの存在を忘れていました。。ウエスで包んだだけでメクラ栓はしていなかった模様。
工具屋さんのストレートに良いのが売っていました!ミッションオイル止めプラグ ミッションのリヤシールに差し込んでオイル漏れを防ぐ代物。 定価820円 メクラ栓って毎回缶コーヒーとかマスキングテープの芯とかで代用していましたが、こういうセットがあるとかなり重宝しますね。しかも安い!
こんな感じで使用します。 

ミッションメンバーの仕上げ

エンジンマウントを装着したのでミッションとエンジンをドッキングすればエンジンクレーンを外すことが出来ます。ミッションはメンバーを介してクルマに装着されております。そのメンバーにも振動を吸収するマウントが装着されています。つまりエンジンとミッションは3つのラバーマウントで固定されています。縦置きエンジンで後輪駆動車の場合、ほぼこの方式ですね。
長年のオイル漏れによって汚れたメンバー。
マフラーを左右出しに改造する際に加工された箇所。マフラーを通すためにエグって溶接されています。厚みのある丸パイプを使ってしっかりと溶接されています。かなり負担のかかる場所なので適当な仕上げだと確実にクラックが入るのですが、よく作ってあり関心してしまいました。私も330セドリックのマフラーを作る際、最低地上高やパイプの通し方にはこだわりましたので・・・
まずはスクレーパーを使ってメンバーの清掃です。
パーキングケーブルを引っかけるフック。これが結構重要な部品であることが後に判明します。清掃が終わったら次は洗浄です。
最終的に剥離しました。
そして黒で塗装。
ミッションマウント。新品が装着されていました。
しかもアメリカ製です。うれしいですね~
ボルトもしっかりタップをかけておきます。レストアって同じことの繰り返しです。地味な事をコツコツ繰り返す。それが最終的に仕上がりの良さに繋がると思います。

ドライブプレートの装着

プレートを付ける前にエンジン後部の撮影。
規定トルクで締め付け。
振り返り、トルクコンバーターの確認です。
日付を見てびっくり!最近のトルコンが付いていました!!やっぱりリビルドミッションで間違いないでしょう。
ふと、ミッションを見ていたら錆の無いフロア(釜部)が気になりました。
試しに雑巾で拭いてみます。
綺麗な塗装面が出現!こりゃヤバイ!
急遽、予定を変更しコンパウンドを使って本格的に研磨(笑)時間の都合上ミッション上部のみにしましたが今後暇を見てフロア一面を仕上げようと思っています(←バカ)