75エルカミーノ 350E/Gオイル漏れ修理

シボレーエルカミーノ 350エンジンのオイル漏れ修理 その5 オイルパンとエンジンマウントの装着

エンジンブロックの塗装を終えているので、補器類を仕上げて装着していきます。頭の中で完成図を想像し実行に移していくのですが思うような状態になっていくかはやってみないと分かりません。なので、複数パターンを考えておく必要があります。迷いが生じると結果に現れます。そしてそれは第三者に伝わる。迷いを断ち切ってやり切りましょう!

ヒーターのコントロールバルブ


マスターバックと同じグレーで塗装です。
引きで見るとこんな感じ。ウーン、地味www いい感じです♪

ステアリングシャフトのカバー


これも同じグレーで塗装(笑)僕は要所要所で同じ色を使うのが好きです。今回エンジンハーネスは剥き出し状態にしているので、いろんな色のハーネスが目につきます。そこを引き立てるには他は地味にしてあげた方がハーネスが生きると思いまして。結果は仕上がった時に分かるんではないかと。

オイルパンの装着をします

磨いてあるブロックの当たり面を脱脂します。
ねじ山の中もしっかり脱脂しましょう。オイルが滲む原因になります。
エンジン前面のタイミングギヤカバーを下から見上げる。確実に一番オイル漏れが生じやすい場所ですので、如何にココをきちんと密着させるかがカギです。
FEL-PRO製ののラバーガスケットにスリーボンドの液状ガスケットをしっかりと塗布しエンジンブロックへ装着。
オイルパンの固定ボルト穴にきちんと合わせます。
塗ってすぐにオイルパンを装着してボルトを締め上げると両サイドへボンドがほとんど流れてしまいます。当たり面がウニャウニャになっているオイルパンでそれはマズイ・・・ 位置決めしたら、しばらく放置してゴム化させるのがコツです。
オイルパンにボンドを塗布します。
かなりベタベタに塗ります。
そして、こちらもしばらく放置します。
念には念を入れておきます。ラバーガスケットの裏側にもボンドを薄く塗布。
そしてオイルパンの装着!やると分かりますが、この状態(エンジン宙づり)で、一人ボッチで真夜中に取り付けるのは至難の業です。でも、大変と言いつつボンドのはみ出し具合はこだわります(笑)ラバーガスケットの青色が見えない所に注目!エンジンブロックとオイルパンとの隙間を確実に埋めたいので液状ガスケットを指先使って塗り込んでいます。族車プラモでワークスパテ埋めやロングノーズを製作する際に仕上げでラッカーパテを指先で塗りこむ技がココで活きました♪
乾かしている間にエンジンマウントのブラケットを装着します。
前もって塗っておくと一気に作業が進みますね~

エンジンマウントを取り付けてエンジンと合体

マウントの新旧比較
外したマウント
新品のマウント。高さが全く違いますね。
ボルトの取り付け位置が合っているか確認します。
ボルト固定の秘密兵器。磁石
これを使って手の入らないアッパーアームの上へ導きます。※ちなみにこの作業は平日の午前2時過ぎに行われていますwww
もう少しで取り付け穴です。。。
入りました~
マウントがメンバーへ固定できました♪
エンジンクレーンを下げ、ドッキングボルトを挿入。
やっと、エンジンと車体が繋がりました。感動の瞬間です。

まだまだ作業は続きます。。。