子供のころ、父親の所有するアメ車から発する独特の香ばしい匂いが気になっていたのですが、アメ車を買って直してみると分かりました。漏れたエンジンオイルがエキゾーストマニホールドに流れ、焦げた匂いだったのです。
国産車でもオイル漏れはありますが、同じ匂いは不思議としないんです。
各種パッキン&ガスケットの厚さや太さの選定が国産はしっかりしているんでしょうね。ボルトの太さや本数もちゃんと考えて作ってると思います。なにせメイドインジャパンですからね~
僕も色々クルマを直してきていますが、過去に乗っていたポンコツ国産車感覚で構えているとアメ車はまとまりません。。
タペットカバーパッキンよりオイルがにじんでいます。細いボルトでスプリングワッシャーもなく、変な形のステーをかまして止まっています。また、エキマニとタペットカバーが妙に接近しています。そして、エキマニの横を燃料ホースが通過します。これでは燃料温度が上がってパーコレーションしてしまいます。日産Ⅼ型エンジンをいじっていた僕には考えられない作りに唖然。。。
5700ccのV8エンジンですが、8ミリ程度の頼りない「ボルト4本」でタペットカバーは止まっているのです。相当優秀な粘り気のあるパッキンが挟んであるんでしょうか?
にじみどころではなく、漏れています。
こんな金具で止めても両端はボルトで止まっていないので、反ると思うのです。反るということは隙間が空いてオイルが漏れますよね?10ミリのボルトであと4本止めていれば大分違うと思います。
ボルトもなんだか短いと思います。
びしょびしょです。
案の定、スラッジのたまったヘッド廻り。タペットカバーの載る幅が狭く、水平が取れてなく、鋳物の巣穴が大量に…それで取り付けはボルト4本止め。今回はオイル漏れを直す段取りなのでフタをしてしまいますが恐らく、今後トラブりそうな予感がします。ちなみに僕の予感はかなりの確率で的中します。
このみだらなハーネス類も気に入らないので整理します。でも、もう隠すのは卒業します。
ロッカーアームが汚いままではさすがにアレなので、少々清掃。
中々好みのタペットカバーが見つかりませんでしたので一般的なシボレーのロゴが入ったメッキカバーを購入しました。
パッキンはラバーで中に金属の板が入ってるやつ。
パパが前でエンジンオイル漏れを修理中、後ろでは娘が何やら工作中です。。。こういうことができるトラックって素敵だと思います。
エンジンハーネスをスッキリまとめてみました。
長さが適当だったり、ねじられてコルゲートチューブに入っていた配線を一本一本長さを合わせて結合し直して、まっすぐに整えた後、シンナーで洗浄しています。ものすごく大変です。前に乗ってたクルマは極力配線を隠すようにしていたのですが電気系統でトラブルが起きたときに嫌な思いをしたので、もうそういうことはやりません。
余っていた配線で作った青いアース線がイマイチですね。。。目に入ってくる。そのうち黒に変更します。