助手席側ドアのウェザーストリップ交換作業です。これまで順調に進んでいたエルカミの修理ですがここでトラブルが発生します。
前回、運転席側のドアパネルを分解してみて内部の状態が思っていたより良好だったので、こちら側は極力分解せずさっさとウェザーストリップを交換してしまおうと作戦を変更しました。
ドアパネル下部は外さずに作業。
真夜中にひとりぼっちで作業してる図 (笑)
この塊の部分は室内後部のトレイの部分に収まるのですが、だいぶ形が異なっています。
外す前のドアウェザー 形状(丸み)が全然違います・・・
↓
そして大問題の前側 形が全く違います。仮にそのままつけてみると隙間だらけ。。。古いウェザーはちぎれて再使用不可です。
今までが順調過ぎたんです。本来のアメリカはこうですよね~(プラモとか)
なんだか、成型具合がだるい印象。。ピタッと止まっていません。なんか嫌な予感がします。
なんと!ゴムが厚すぎて、ドアが閉まりません!!
こちらは運転席側。スムーズに閉まります。日本車では当たり前な事も文化が違うとこんなこともあるんです。
中学生のころ、AMTのアメプラのボディを一緒にお風呂に入ってねじれを元に戻した記憶が蘇ります。
がっかりしていてもしょうがないので、カッターで少しづつ削いで開閉を繰り返し、イイところを探ります。
切りすぎて穴が開いたら終わりです。慎重に鋭利な刃物を振り回す。
奥はまとまりましたが後部がまだ当たります。せっかく造形しているのですから、あくまで隙間一定を目指します。
先が見えてきて、形を整えるところ。内張りに接触を繰り返したら、そのうち割れちゃいますからね。
ウェザーストリップがまとまると今度はドアのチリが大幅にズレました。ゴムがしっかりしたので外側へ押し出されてしまったのです。
ドアヒンジにガタはないのでストライカーをいじってツラを大体合わせました。
ストライカー他数点、部品をあらかじめ発注していたので後日交換し最良を目指します。