劣化した窓枠のウェザーストリップを交換します。
オリジナル塗装で適度にヤレた外見であればさほど気にならないのですが、全塗装したり、メッキをリクローム掛けたりすると全体のバランスが崩れて数倍みすぼらしく見えます。車両の下見の段階から気になっていた箇所でした。
弾力はまだ少しありますが劣化して硬くなり裂け始めています。
当たり前ですが、ゴムとガラスが良く接する場所が痛みます。やんわり接触するようにガラスを調整すると高速走行時に風の巻き込みがひどくなります。何度も調整していいところを見つけなくてはなりませんのでハードトップの窓いじりは大変です。ウェザーストリップが入手可能な車両は思い切ってウェザーを最初に交換したほうが不具合は解消されると思います。
部品到着~ 330の2ドアウェザーはどうしても見つけることが出来なかったので今回は執念の交換でもあります。
古い劣化ウェザーをジャンジャン剥がしていきます。
丁寧に剥がしても、接着剤で止まっている場所(隙間ができる場所なので入り組んだところです)の処理が毎回大変なんです。
スクレーパー使ったり、マイナスドライバーでゴリゴリして剥がします。
剥がせはイイというわけではなく、塗装には細心の注意を払って傷をつけない様に・・・
こんな感じ。
誤ってモールを傷つけないようにマスキングテープで保護しておきます。
気を付けていても、慣れて来た頃にギャッとやりがちです。
周辺の樹脂パーツも外して綺麗に清掃します。
一見無造作に張ってあるステッカーもよく読むと車両の詳細を知る重要な証拠品なので安易に剥がしてはなりません。
ドア一周、接触面を磨き上げます。
新品ウェザー挿入。丁寧に傷をつけない様に・・・
ちなみに家族が寝静まってからの作業ですので、この辺りで午前2時くらい(笑)楽しいと全然眠くならないんだな~
挿入完了!!
ばっちりです♪製品の精度もメーカー純正品なので申し分なし。この作業をもう片側繰り返します。
この瞬間が嫌です。大抵二回目は要領が分かっていますので作業時間は短くなりますが、早く終えたいのでミス(ボディに傷をつけたりとか)をしがちです。夜明け前に終えそうですがここで就寝とします。