無事にナンバーのついた我が75ぶた目エルカミーノ号。
今後、いろいろ実験して行こうと思っていますが、とりあえず路上故障しないように気になる点を早急に点検修理します。
一般的に旧車（昭和時代のクルマ全般）のトラブルで多いのは水、オイル、燃料などの圧力がかかる部位と電気系の故障です。乗り物というのは不思議なもので持ち主が変わると扱いが変わるためか、それまで特に問題がなかった箇所＆経年劣化でにじみはあったが漏れてはなかった場所から突然、液漏れが生じることが多いです。大抵ポンプを使って循環させているので一か所だけ直すと別の場所から漏れが始まります。さらに漏れが悪化する場合も多々あり。最後は我慢比べで徹底的に直すかあきらめるか…まさしく堂々巡りになります。電気系は金属の腐食、断線、誤配線によるショート等。安い汎用の細い配線（赤色だけとか）や泥棒配線（バッテリー電圧が来てる配線から適当に電源を取る）、アースケーブルが張り巡らされていた場合は要注意です。
エルカミーノは高速走行中、チャージランプがついたり消えたりを繰り返しておりました。
チャージランプが点灯するということは正しく充電されていないということです。充電できないか過充電。バッテリーやオルタネーター、ハーネスを点検していきます。
エンジンルーム。40年ものですからさすがに乗りっぱなしでは無さそうです。修理箇所を点検しながらほかの場所も目視点検。
もう見てくれが、過去に一度も交換歴ないよ～ってオーラを醸し出しております。プーリーも減っています。国産なら修理するんですが、アメ車は交換してしまったほうが安くて早いです。端子を確認して注文（Yオク）
丸端子のサイズが合っていません。こういうの大嫌い。
到着～
現車のオルタを並べて確認します。オッケー
古いのは回すとベアリングから異音が出ていました。段付きプーリーはベルトの寿命が短くなります。
オルタを外したついでにウォーターポンプを確認。鋳物のまま未塗装のボディはサビサビですが取り付けの黒ボンドは真新しいです。交換されている証拠。ラジエターホース＆ホースバンドも交換されていますね。ネット販売の説明文ではラジエターを交換しています（確認済み）しかしエンジンブロックの錆がスゴイデス。そのうち多分降ろして塗るんだろうなー。。。エンジン前方の水回りは大丈夫だぞ、と。
タペットカバーよりオイル漏れアリ（結構酷い、焼けたオイル臭い）錆もスゴイデス。手前に見える丸いダイヤルは燃料の減圧弁（レギュレーター）。エキゾーストマニホールドに近くて危険です…タペットカバーは社外を揃える予定ですがこの純正カバーはカバーで嫌いじゃないのでそのうちレストアしたいですね！
オルタ装着してベルトを張ります。画像を取り忘れましたがＢ端子の丸端子も交換しています。
次はバッテリー
端子が二個づつ付いてるメンテナンスフリーバッテリーが載っています。こういう消耗品に僕は全くこだわりがないので安心な国産バッテリーに換装を企てます。+端子の取り付けボルトが錆びて舐めってますねー。出先でバッテリーが死亡してスタンドで交換しようと思ったとき、まず回らないです。作り直し。。。※ホントは引き直ししたい所ですが今回はやりません。
７５Ｄ２３Ｒ 家電製品はパナソニック派なのでバッテリーもパナソニック押し。55くらいの小さなバッテリーが載っていましたがトレーに入るか調べずに購入したので載るのかチョット不安でした。バッテリー安くないもんね。でも良く採寸しないＯ型人間です。なんでもイイあんばい。トレーの錆も凄いですがブラストは実家にあるのでとりあえずスチーム洗浄して塗装します。
基本的にホームセンターで売っているもので対応したい派です。エーモン大好き♪
アースケーブルも作ります。
バッテリーフレームを固定するのにフックを取り付けました。手前はボルト止め、奥は溶接です。
クルマは無駄にデカいくせにバッテリーの設置位置は超端っこで狭いです。。。こんな場所にバッテリーの下部だけで固定しているからアメ車は横転するとバッテリーがぶっ飛ぶんだな～
自分で作ったので文句は言いませんがフックにフレームを引っ掛けるのにかなり苦戦wwwでもここしか無かったのよ～
載りました♪
