75エルカミーの修理デス

シボレー350エンジン バルブステムシール交換作業 その1

車両購入時には気にならなかったのですが、高速走行を重ねるうちに少しずつマフラーからの白煙が気になるようになってきました。

6月のミチノクレトロカーズセッションの帰り道、どこかのシリンダーからステムシールが逝ったらしく本格的に白煙を吐くようになっちゃいました。

エルカミの白煙モクモク動画

アイドリングでこの状態ですから実際に走行してみるとヒドイものです。後続車がかわいそうwww

オイルが燃えて白煙をマフラーから輩出しているのですが、
修理する云々の前にとりあえず車両の状態を把握しておく必要があります。
なんでV8エンジンで左右振り分けているマフラーから同じくらいの白煙が出るんだろう??
左右差がないとおかしい思うのだが・・・

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そこでプラグを確認してみると1,2,3,4番シリンダーのプラグがオイルまみれ。
片バンク2気筒ずつオイルが漏れていたので同じくらいの白煙が出ていた模様です。
こんなことあるんだーって感じですね。

<白煙を吐く要因としてはオイル上がりとオイル下がりがあります。>

  1. オイル上がりはエンジンオイルがピストンリングを通り抜けて燃焼室へ入って燃えてしまう状態
  2. オイル下がりはシリンダーヘッド内のバルブとガイドの間にあるシール不良でオイルが燃焼室へ下がって燃えてしまう事

説明するとこんな感じですが、実際はどちらなのかは簡単には分かりません。
なので、一般的にはバルブのシールを交換して様子を見てもらい解消されない場合は
シリンダーヘッドを脱着してピストンの状態を確認すると思います。

作業するV8エンジンはOHVなので構造が分かっていればシリンダーヘッドの脱着は道具と場所の確保があれば出来なくはないですが
そうすると不動車になっちゃうし、ほかにも悪いところが見つかりそうで怖いです。。。

・・なので今回は現車でステムシール交換を選択します。予算は1万円前後(笑)
購入するのはステムシールとバルブスプリングコンプレッサーのみ。
タペットカバーのパッキンは再使用。
そして、極力分解はしないで作業です。
あまり広範囲にバラし過ぎると二次被害が起きますからね。

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アストロで購入したスプリングコンプレッサー。1980円なり。
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絵にあるようにバルブスプリングをつまんでグリグリしてコッターをフリーにするタイプ。
現車で作業するにはこの手のコンプレッサーじゃないといけないのですが、探すとないですね~

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ステムシールのOリングとアンブレラ。FEL-PRO製。
一般的なタイプはバルブガイドの先端にオイルシールを圧入すると思いますが、
このエンジンはバルブステムにOリングを装着しアッパースプリングシートの内側の穴と密着させてシールさせるみたい。
これではオイルが少なからず燃焼室へ流れてしまうと思いますがそれをアンブレラというゴムの傘をバルブに通して防止しているようです。
でもこのアンブレラはバルブの動きに合わせて上下してしまいます。
何が言いたいのかというと100%シールは出来ないということです。

ちゃんと段取りしないとオイルは漏れやすいし食いやすい。
アメ車のV8は構造が簡単で誰でも組めると言いますが奥が深い。
実際に触ってみると意味が分かりますね~

次回、分解作業となります。

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