75エルカミーの修理デス

シボレー350エンジン バルブステムシール交換作業 その2

エンジン整備の基本は一番圧縮上死点を出すことから始まります。

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まずは、スパークプラグを抜きます。抜かなくても出来ますが抜いておくと圧縮が抜けるのでクランクシャフトを回しやすいです。

dscn8160作業する前に近所をグルっと一回りしたのですが、外したらほとんどのプラグがオイルまみれになっていました。
しかし、エキマニの遮熱板が邪魔でプラグを回すのが大変です。
そのうちタコ足をつける予定ですが、ちゃんと考えて選ばないとエライ目に合いそう。。。

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クランクダンパーに刻印されている合マークとエンジンフロントカバーについているギザギザのタイミングプレートの位置を合わせます。
パッと見で分かるように僕はいつも修正液を塗っておきます。

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プラグコード、デスビキャップを外します。僕は戻すときのことを考えてコードに番号ふって一体で外しておきます。
分かっていてもたまに差し間違えますから・・・

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プラグコードの一番が刺さる場所とローター(白い円盤)の接点位置が同じであることを確認します。
これで、一番シリンダーが圧縮上死点であるときに一番シリンダーへ火花が飛ぶということが分かります。

ちなみに私の350エンジンの点火順序は1-8-4-3-6-5-7-2
カムシャフトが1回転する間にクランクシャフトは2回転します。
合マークがあっていても位置が合っていない場合は6番圧縮上死点ということです。

そして、74年式からの350はHEI(ハイエナジーイグニッション)、
いわゆるトランジスタ型点火です。
それまでのポイント式とはデスビの一番の位置が違います(一つズレる)
73年型の仲間外れ感が強いのはこういうところにもありますね。

物凄く基本的なことを書いていますが、意外と理解してる方が最近少ないので書いておきます。

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タペットカバーを外します。ボルト4本で止まっているだけですが、全然剥がれません。。。
前回パッキン交換時の作業は完璧だった模様www 自分の作業に感心しますが同時にイラつきます(笑)

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やっとの思いでタペットカバーの脱着に成功。
反対側も外します。
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見てください、このスラッジまみれのヘッドを。
前回のタペットカバーパッキン交換時に多少掃除はしましたが、あまりの汚さにまたトラブるような気がしてそのまま装着しました。僕の予想は的中です♪
ブローバイガスの量が気になって前回作業時にPCVを外してブリーザーフィルターを左右につけて様子を見ていたのですが、タペットカバーのパッキンがしっかり固定されてしまったので排圧が悪さしてステムシールを破壊した気がします。パッキン交換してからあっという間でしたから…
フロントカバーのにじみ&フロントのクランクシールからのオイル漏れもあり今後作業しますが、直すとリアシールやヘッドガスケットから漏れそうな気も。。

まぁ、それはそれで仕方がないか。

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ロッカーアーム、プッシュロッドを外します。

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ここでスプリングコンプレッサー登場♪1980円、頑張って!!

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アッパーシートとOリングの固着が取れなくて難儀しましたが何とかコッター摘出。やっぱりエアコンのコンプレッサーはズラさないと時間がかかりますね~

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こんな感じで抜きました。この時点でコンプレッサーは悲鳴を上げています。まだ1か所目ですが??※あと15か所残っていますw
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オイル管理もあまりよくなかったんでしょうが、内部構成部品の鉄の素材も良くないんでしょうね。ロッカーアームやヘッドはサビサビです。
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砕けたOリング…

その3へ続きます

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