エルカミの現車確認を終えたので、おうちに戻り撮影した画像を見ながらじっくりと検討してみます。
遠方から見に行っているくらいなので、45%程度はすでに購入意欲はあるわけです。問題は残りの55%。どう転ぶか・・・
車は第一印象が肝心!
車がバリッ!としています。
この辺は感覚の話ですが、ボディの陰影がはっきりとしています。
ボディの状態が良い証拠です。
ダメな車(腐っていたようなところをきちんと鈑金せずパテ等で隠した車)はラインがぼやけていたり、平面の映り込みがグチャグチャになっています。決して最初に「塗装が綺麗でいいなぁ」なんて思ってはいけません。塗装の奥に潜む悪魔を探すのです。
第一印象 O.K.
内装の状態を確認
車を購入する際、外装ばかりに気が向いてしまいがちですが、実際、当の本人は、ほとんどの時間を内装を見ながら過ごします。
不満のない内装はクルマの満足度を外装以上に向上させるでしょう。
私はこれまでいろんな改造を経験してきましたが内装は最終的にノーマルがベスト!
と40歳になって気が付きました。
若いころは、総張り替えで最新パーツてんこ盛りのカスタムインテリアに憧れたものですが、流行りはいずれ廃ります。その時がつらいです。。。
手放すときも敬遠されがちです。
なので、例えば素材にシミが多少あったとしてもオリジナルをいかに保っているか?が重要になってきます。
張替えた純正シートは確かにきれいですが…素材だけが新しくなっていると雰囲気が少し崩れてしまいます。
茶色い外見に茶色の内装、黒だと思ったレザートップもこげ茶。。。
いわゆるトリプルブラウン!
こんなおしゃれな色目はアメ車にしかできない芸当です。
室内にスペアタイヤがあっておそろいのカバーがあります。
シートもクッションのヘタレがなく、助手席に至ってはほとんど座った形跡のないフワンフワンな座り心地…
そしてそして、日焼けのない茶色内装!
明るめの内装色は紫外線の影響で日の当たる部分が強烈に劣化します。ヘッドレストやドアパネル、シートの厚みの部分等。ホントボロボロになっちゃう。
この個体は西側カリフォルニアではなくもっと内陸地方でガレージ保管だったと思います。ベットのモールも綺麗なのでシェルも積んでいたのではないかと推測。
内装 O.K.
荷台の状態を確認
トラックなので本来の目的は荷物の運搬です。
床は凹んでいて当たり前。
つまりどれくらい酷使していたのかがわかるポイントです。
厳密にいえば荷台フロアも新品で手に入れようと思えば出来るのですが、手間とこの年式の価値を考えればまず交換なんてしません。ボコボコかパテ。ボコボコのほうが気楽ですがこのクルマは使ったような形跡が見当たりませんでした。
特殊な塗装がなされていますがストレートな荷台なのが分かります。リアバンパーも状態良好。
荷台 O.K.
下回りの確認
下回りを覗いてサビと腐り、そしてオイル漏れを確認します。
サビはありますがクサリは無いです。
マフラーを改造してあるのは音と出口で分かっていましたが、しっかりと作ってあって感心しました(笑)
驚いたのは燃料ポンプやショックアブソーバー、コイルスプリングに新品が使われており、ホーシングはサビていますがデフキャリア裏のカバー取り付け部には新しそうな黒ボンドが流布されていました。
きちんとデフオイルも最近交換されていた証拠です。安易にシャシブラック吹けばいいってもんでは無いと思います。困ったなー悪いところが無いwww
下回り O.K