旧車を買って後悔したくない・・・それは誰も同じです。
しかしこの後悔というのは一体どういう状態を指すのか?
度合いは人によって異なるんでしょうから一概には言えませんが、概ね以下のような分類ができるのではないかと思います。
後悔パターンその1:例えば価値100万円のクルマを150万で買う
相場より高い金額で購入するのはかなり後悔しますよね〜。
しかし、これはそうとも限りません。
例えば
- 消耗部品を定期的に交換していたり
- 部品をアップグレードして装着されていたり
- 入手困難な部品が装着されている
等、後々のことを考えれば50万高いのは決して高いとは言い切れないのです。
なかなか手に入らない部品を入手するまでの労力はとても大変です(経験談)。
入手出来たとしてもその部品の状態と金額、入手までに使った費用も考慮してみると50万を超えてしまう時も普通にあります。
並みの程度の車両に100万出すくらいなら、状態の良い車両を150万で購入するのが賢い選択。
後悔パターンその2:買ってみたらそれほど感動が無かった。
買ってみたらそれほど感動が無かった!
って…これは、案外ありがちです。
それほど欲しいクルマではなかったのに、勢いで買ってしまったり、綺麗だから、珍しいからと「他人の目」を意識して購入してしまうケース。
これは世の中のすべての商品に当てはまると思います。洋服も似合わないのに流行りで購入したり、サイズが合わないのにそれしかないから購入したりすれば結局タンスの肥やしになってしまうこと間違いなし。
後悔しないにはやはり「自分が欲しいクルマ」で「納得できるコンディション」そして「支払える金額」です。
無理はしない。無理をするからボロが出る(笑)
無理せず、ごく自然にそのクルマと接していければ後悔はないだろうし乗っていて不満は出ないのではないでしょうか?
後悔パターンその3:よくわからないまま、店員にそそのかされて購入する
確率の話になってしまいますが、こういう人は少なからずいますね。
断れない人。
なんとなく買っちゃう人。
実を言うと私は本来このタイプの人間です。
第一印象で決めてしまうんですよねぇ…で、良く調べてみるとありゃりゃ??みたいな奴です。
車に限らず、これまでたくさん勉強させてもらいました。昔なら洋書買って独学で勉強したり、それこそ同じ車を何台も見て違いを認識したり(足で稼ぐ)したものですが今は違います。
後悔しないためのインターネット活用!
そう、後悔しないために。
インターネットを大いに活用しましょう。
輸入されたアメ車を購入するということは元々はアメリカにあったわけです。
ネットが普及して約20年、程度の良いクルマなら何かしら検索に引っかかると断言できます。逆に出所不明ならチャンポンされて新たに作られたクルマである可能性が高いと思います。
私も現車を見てから実際に検索してみました。
しばらく画像検索していくとやっぱりありました♪
ホイールは違いましたが間違いなく同じ個体です!
この時点で購入意欲は75%になっています(笑)
今回のようにFORSALEの広告が見つかると車の詳細がわかるので手段としては最高です。
コメントを読むと、オリジナルのエンジンとミッション、デフもそのままみたい。
オリジナルの内装、キャブレターはエーデルブロックの4バレル、同時にインマニも交換されています。
マフラーは左右振り分け2本出し。最後のTastefully Restored, Great Driving El Caminoっていうのがいいですね~いい走りしますよ、このエルカミって感じでしょうか?
この車は更にYoutubeで動画も見つかりました。
出所はミズーリ州セントルイス、やはり西ではなく東寄りでしたね!
約59000マイル実走行、元色でオールペンされている模様。
燃料ポンプ、ラジエター、ファイヤーストーンのタイヤ、エーデルブロックのキャブレターとインテークマニホールド、ショックアブソーバーとスプリング、ブレーキやフロント足回りも交換されている模様。
オートマミッションはリビルドされています。2オーナー車。
最後の一文が気持ち良いです。
low mileage El Camino SS is ready to go. It just wants a new owner to enjoy it. To view the El Camino SS in greater detail
更に試乗した時の記憶を思いだします。
この試乗には奥さんも同乗しています。
クルマ好きの旦那を持つ奥さんは世の中にたくさんいると思いますが、お金の工面はどうにかしますから出来れば旦那の趣味にお付き合いしていただけると幸いです。
うちの奥さんはエルカミについて特に苦情はありませんでしたが、嫌な場合は、その車の何が嫌なのかをハッキリ伝えていただけるとこちらも助かりますね。。
実は75エルカミと同時進行で73~78の丸目のC-10も探していまして、ちょうどボブにワインレッドの78があったんです。
珍しいシルバラードパッケージでロングベッド、エンジン454…イイですよねー
だがしかし、うちの奥様は四角いクルマはお気に召さないようでハッキリと嫌って言われました。
ザ・ドライバーに憧れていつか欲しいと思っていましたが僕は諦めました。
75エルカミにします!