75エルカミーの修理デス

シボレー エルカミーノ ブレーキマスターシリンダー&マスターバック交換 ブレーキのエア抜き

DSCN7575引上げ当初からブレーキに不具合があったぶた目カミーノ。奥まで強く踏めば止まりますが倍力装置が全く作用しておりません。

ブレーキペダルを踏むと「シュー」っとエア漏れのような音がします。マスターバック内で負圧が保持できておりません。

シューっとエア漏れの音を奏でながらスーッとペダルは奥まで進んでしまいます。危ない危ない。マスターバックは交換ですね。DSCN7546マスターバックを交換するには手前にあるマスターシリンダーを外す必要があります。DSCN7548

DSCN7549バックにはブレーキオイルが流れた跡あり。サビサビです・・・DSCN7559DSCN7551
ブレーキオイルも減っていました。僕はもう大人なのでマスターシリンダーも交換対象に入れます。つか、バックと共に購入しておりました。絶対に漏れていますからね~。しかし汚い。。。DSCN7552

そしてここでやっとジャッキアップしてブレーキキャリパーとリアのホイールシリンダー、ブレーキホース、そしてブレーキパイピングのオイル漏れ&クラックを確認します。DSCN7431

購入前に下回りは覗き込んで漏れがないことを目視確認しています。タイヤを外してみるとローターやバッド、ブレーキホース、ボールジョイント、アッパーアームのコントロールシャフト、ショックアブソーバー、コイルスプリング等あちこち交換されておりました。これには驚きました!!DSCN7579

ドラムを外した画像がないのですが(暇を見て画像を追加します)漏れはなさそうなのでエア抜きしてブレーキオイルを入れ替えますが、次回の車検までにはキャリパーのO/Hとホイールシリンダーの交換を行いたいですね。出来れば、ブレーキパイプも作り直したいなぁ。。。アルフィンドラムにステンレス製デフ上通しエキゾーストパイプ。デフオイルも交換しているようで黒ボンドが真新しい感じ。意外にもきちんと整備されている車両に驚きですね~DSCN7562

外したついでにマスターバック裏も綺麗に清掃です。70年代にこんなコルゲートチューブなんてないと思いますのでハーネスは交換していると思います。…でも通し方が気に入らないので後日やり直すのですが。DSCN7565
新旧比較。バキュームチェックバルブは近代化されていますね。DSCN7564

DSCN7566ガスケットを交換して装着します。メイドインUSA♪DSCN7568

DSCN7569新品のマスターシリンダーです。なかなかエアが抜けないので単体でエア抜きしてから付けましょう。DSCN7570
合体です。ブレーキパイプのねじ山を壊さないように慎重に締め込みます。DSCN7573
カチカチのバキュームホースとバンドも交換です。バンドは腐ってました。。。DSCN7555
このあと、ブレーキオイルを入れてエア抜きをして完成です。毎日コツコツ深夜に行っておりましたので奥様の右足を借りることが出来なかったので、ぼっちエア抜きしました。。。