75エルカミーの修理デス

シボレーエルカミーノの振り切ったまま動かない燃料計を完璧に治す その3 燃料タンクの取り付け及びメーターの確認

今回で燃料計不具合の修理を終えたいと思います。

センダーゲージを交換した燃料タンクを装着します。

装着前にフレームを清掃します。泥や小石がこびりついたまま装着すると擦れてしまうからです。
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そしてフレームにはゴムシートを装着しておきます。
dscn8428ゴムをつけると滑らなくなるので燃料タンクの位置調整が一人では難しくなります。
タンクを外す前に給油口の位置を覚えておきましょう。僕のエルカミは初めて脱着した感じでしたが長年の間に位置がずれたようで給油時キャップを回すのが大変でした。今回はそれも改善します。バンドでタンクは固定されているのでバンドの曲げ次第で搭載位置は多少変えることができます。
そして、ゴムの厚み分燃料タンクの位置は下がります。同時に給油口の位置も下がります。
dscn8423しかしこのエキゾーストパイプの取り回しは素晴らしいです♪
dscn8424ホーシングやアーム表面の錆が凄いですが、腐ってはいません。40年前の下回りです。錆びていて当たり前。それよりもベッド裏の状態の良さに注目(笑)
dscn8426アッパーコントロールアームやショックアブソーバーをうまい具合にかわしております。気に入らない点もありますがタコ足を装着するまで触らないでおこう。そのうちアームのブッシュ交換もやりたいな~

dscn8430燃料タンクをクルマの下まで運びます。
dscn8432給油口をフレームに引っ掛けて・・・
dscn8433ウマを挟み込み・・・
dscn8439-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc僕がタンクの下へ入って・・・
dscn8435ウマを反対側にも挟み込みジャッキアップ!
dscn8440-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc水平になるまで持ち上げます。
dscn8436最大の難関はテールパイプとその奥にあるフレームを超えてタンクを挿入すること。なんてったってガソリン入ってますからね~
dscn8441燃料タンクのバンドの癖を緩やかにしておきます。
dscn8444少しずらさないとバンドがフレームに引っかからないことに気づきます。せっかくタンクの位置合わせをしたのですが振り出しに戻る。外さなきゃ良かったんですが外さないとバンドが邪魔でタンクを挿入するのが大変だったと思います。
dscn8447トルクスのボルトを国産ピッチのミリボルトへ交換。
dscn8446タンクバンドの反対側をフレームに固定します。

あとは燃料ホースを交換して、、、あれっホースを買っていませんでした・・・
dscn8448急いでストレートへ出向き2種類のガソリンホースを購入。耐ガソリン性のホースを必ず装着しましょう。じゃないとホース内部が溶けます。溶けた物質が燃料フィルターに流れて詰まったり、キャブレター内部で悪さをする可能性があります。

 
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段取りの失敗です。。。手がギリギリ入らない(泣)dscn8449燃料タンクのバンドを外れない程度にボルトを緩めて・・・でも手が入らないので片方のバンドボルトを外して隙間を確保してホースを挿入。
dscn8452手鏡使いながら極小のスタッピードライバーで締め付け。搭載する前に繋げておけば何てことない事も、気が付かないと大事になります。
dscn8456ベッド裏のバンドにホースを通して
dscn8466燃料ポンプへ繋ぎます。ホーリーのポンプ、330セドリックに乗っていた頃、気になっておりましたが想像以上にうるさいです。また、このポンプの電源ハーネスの通し方が気に入らないので改善したいところ。
dscn8454センダーゲージのアース線をボディアースします。
dscn8462給油口の位置もキャップが回しやすくなり満足♪

作業はこれで終了!

キーシンダーをACCに回して燃料計を確認
dscn8394バッチリ!!

この壊れていた箇所を改善して治った瞬間がたまらなく好きです。