エルカミのパワステポンプはベルト駆動ですので、わざわざオイルラインを切る必要はないのですが、高圧ホースのカシメ部からオイル漏れがあるので切り離します。切り離すという事は同時にパワステオイルも交換です。そして、今回はディテールアップも兼ねていますので塗装もします。俗にいう「ながら修理」となります。
ギヤボックスのオイル漏れ&滲みを点検。状態良好です!
オイル漏れの生じている、問題の高圧ホースのカシメ部。今回ホースは輸入する予定です。
オイルの戻る低圧ホースのバンドを緩めてオイルを排出します。
もちろん高圧側のジョイントも緩めますよ。
高圧側の配管が緩みません。CRC塗ってしばらく放置。
何とか外れました。。外れたらゴミが入らないようにメクラをしておきます。低圧側はねじ切れそうなので外すのを諦めました。オイルも漏れていないのでここで止める勇気も必要です。どうしても緩めたいときはガスやトーチで炙る必要がありますね。我が家にはそこまでの道具は揃えてないです。
パワステポンプを脱着。しかし汚い。フィラーキャップからも漏っていた模様。
エアコン付きなのでダブルプーリー仕様。
オイルでべたべたになっていたミッションマウント。
洗浄したらこんなに綺麗になりました♪こりゃ、マフラー制作時に新品交換していますね。しかもメイドインUSA‼最高ですね~
ご覧になっていてわかると思いますが、このエルカミは過去にチョコチョコ手を入れられているようです。しかもきちんとした新品部品を投入されています。その辺は非常に助かります。でもオイル漏れには鈍感の模様。。。アメ車ってショーカーみたいなクルマでもオイルが滲んでいたりしますから。部品の精度がイマイチというのもありますが、構造的な問題も垣間見えます。完全にオイル漏れは直せるんでしょうかね~