オートマミッションを無事に搭載することが出来ましたので、今回はシフトレバーに連結されている部品を綺麗にしようと思います。
シフトレバー リンクロッドの仕上げ
エンジンの横に見える錆びた棒がリンクロッドです。
黒で塗装しました。ガキの頃から、床に置いて塗れないような部品は針金を通して指でつまみながら塗って電柱に干します(笑)一応、我が家の敷地内にある電柱です。
リンクロッドの下側はこのように連結されミッションへ伝わります。左手前のスプリングはシフトレバーの手応え感の「ガチャガチャ」を作り出します。前もってこの辺りの部品は塗装済み。
ロッドが繋がる周辺も綺麗に。
最初はこれぐらい。他の部品もそうですが数回触って最終的に綺麗にするのが僕流。気分屋さんですので一回で仕上げません。
クランクダンパーの装着
以前塗装を終えていたクランクダンパーをエンジンへ装着します。
探せば入れる工具もありますが僕は昔から当てハンマー。塗装面を傷つけないように木っ端やウエスを当てて叩きます。
挿入完了!
クランクプーリーも装着。
段々とエンジンらしくなってきました♪
ラジエターの装着
ここ数年の間に交換されたであろう樹脂タンクのラジエター。綺麗なので軽くエアブローして載せます。
ラジエターの収まる溝が掘ってあるラバークッションへラジエターを挿入。
この辺のゴム部品も柔らかくてラジエターと一緒に交換したんでしょう。いい仕事してます、アメリカ人♪
続いてクーリングファンを装着。ファンの真ん中にはファンクラッチがあります。
ファンクラッチには温度を検知するバイメタル(渦巻ゼンマイ)が付いているので切断されていないか?そしてクラッチ自体が抵抗を感じながら回るか確認します。このファンクラッチという部品は非常に重要な部品です。冷却系統をよく理解しないで、電動ファンに交換する人が多いですが信頼性の低いチャイナ製が多いし、電気仕掛けが増えるので私は好みません。そもそもチューニングエンジンでも無い限り純正がきちんと機能して入れば、水温は上昇しないはずです。エルカミもセドグロも水温で悩んだことはないですからね。
ファンシュラウドの仕上げ
ファンシュラウドも非常に重要な部品です。ラジエターを通った空気をクーリングファンへ集めて(絞る)ファンクラッチの効いた力のある風がエンジンへ送られます。シュラウドが無いという事は、エンジン内の温かい空気をファンでかき回している状態になりますから水温は徐々に上がっちゃいます。社外のアルミラジエターなんかに換装してるクルマは付いてないことが多いです。つけた(作った)方がイイと思いますよ。
よく洗って、黒く塗装します。早朝に塗って帰宅後ガレージ内へ・・・さらに翌朝、塗装具合を確認。オッケー帰宅後、ファンをワックス掛け(笑)ふざけてやっているかと思うでしょうが、ワックス掛けておくと埃が付きにくくなります。自宅にある扇風機とか、よく見ると羽の先端が汚れていませんか?塗っておくと片づけが楽になりますよ!