75エルカミーの修理デス

シボレーエルカミーノ 純正エアコンの復活を目指す その1 分解清掃

エアコンの復活を模索します。入手する前から気になっていたのですが私のエルカミの世代、特に74、75はエアコンのシステムが特殊です。
73は前世代的(68~72)76、77は第5世代的(78~)です。最大の違いはエアコンガスを液体から霧状にするエキスパンションバルブが無い所。勿論それっぽいパーツはあるのですが構造がよく分かりません。私は今回特に整備書を入手せず、今まで培った経験をもとに作業を進めているのでチョット面を食らっております。そこでネットを使って海外サイトを散見していますがどのサイトを見ても「トラブルメーカー」と記載されていますね。。短期間で構造が変更されたという事は、ダメなシステムという事なのでしょう。結果はおのずと分かって来ちゃいますが、やってみなければ分からないので作業してみます。

助手席前にあるエバポレーターケース。
左端にボルトで止められている黒いのがブロアモーター。モーターにはフィンが付いていて冷/温風を室内へ送ります。そしてケースの中にはエバポレーターが入っています。霧状になったガスを気化させます。
ケースの中は本来キンキンに冷えていますので冷気が漏れないようにケースは完全に密閉されています。そして手前に見える部品が厄介なレシーバー/アキュムレーター。装置的にはレシーバーはゴミの侵入阻止と水分の吸着、そして液化されたガスを蓄えています。アキュムレータは恐らくエキスパンションバルブ。液化したガスを霧状のガスにさせます。

エアコンのコンプレッサー。車両購入時からベルトは繋がっておりませんでした。ベルトが繋がっていないクルマは間違いなく壊れています。何故ならわざわざベルトを外す「手間」をかけているからです。ガス抜けなら別に外す必要がありません。

ベルトを外さないといけない理由

・先端のマグネットクラッチがロックしている(プーリーが回らない)から外さないとベルトが焼けてしまう。
・コンプレッサー内部が破損していて(焼き付き等)回すと異音がする。
・プーリー自体が減っていて回転させるとベルトが外れてしまう。
こんな感じですかね。いずれにしてもコンプレッサー事態に問題を抱えているはずです。

コンデンサー。ラジエターの前にあります。コンプレッサーが回転して高温、高圧になったガス(気体)を冷却して液体にします。
冷房/暖房の切り替えフラップ。室内のレバーを切り替えるとフタが切り替わります。

エバポケースのオーバーホール

ファイヤーウォールの塗装の為にケースを脱着した直後。
ケースは2分割になっています。
ブロアモーター脱着。白くて丸いのがファンです。
ブロアモーターのレジスター(抵抗器)この抵抗の通り方でモーターの回転速度が変化します。
コーションラベルが貼ってありました。読むと以前、レトロフィット、ガスをR134化されたようです。
エバポレーターに修復跡が見受けられるので過去に開けているはずですが、内部は恐らく一度も清掃されておりません。ココにある空気が室内へ導かれるのです。これでは匂いもキツイデス。。人から金取っておいてこの仕事ぶりです。呆れてしまいます。
気持ちの悪いケースを徹底的に清掃します。

付着していた黒塗料を拭き取ります。こういう小さい事の積み重ねがクルマの印象を良くして言うものと考えています。

ケース取り付け部の清掃

新車時からのボンドがそのまま付いていましたのできれいに取り除きます。

クルマ屋って金にならない所はホントに手を抜きます。だから私は基本的に他人に自分のクルマを触らせるのがキライ。

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