75エルカミーノ エアコン修理

シボレーエルカミーノ 純正エアコンの復活を目指す その4 VIR(バルブインレシーバー)の分解

今回はVIRの分解です。エアコンの構成部品でいうとレシーバー&ドライヤー(水分やごみを取り除く部品)とエキスパンションバルブ(ガス冷媒を液状から霧状にする部品)が一体となった部品です。非常にマニアックな話になりますがこの第4世代エルカミ、73年式はそれまでのシステムを踏襲、74年から二つの部品が一つになった新システムへ移行、しかし縦目の77年からは翌年モデルチェンジする第5世代のシステムを搭載しています。なんと同じような部品が3回変わっています。特に74~76のエルカミは3年間だけの限定モデルのようなもので前時代的なエアコン装置を近代化させたはいいがトラブルがあって対策品に切り替わったと考えるのが得策でしょう。海外サイトを見てもトラブルメーカーと記載されています。短期間に変更を受けたという事は失敗作なんでしょうね。。。でもバラしますwww

VIRです。
エバポケースの前に固定されています。
恐らく、丸い下側が乾燥材の入ったドライヤー、配管が接続される上部がエキスパンションバルブになっていると思います。
割れました!やはり乾燥材がありました♪
液状の冷媒がストレーナのアミを介して上へ向かうのでしょう。
乾燥材を抜いてみます。ドキドキです。。
長年の間に結露したのか錆が回っていたようです。
案の定、そこには錆?ヘドロ??が蓄積されていました。。40年モノですからね~
綺麗に取り除いてみました。

そして上部を確認します。
ストレーナを清掃。
分解していいモノかよくわかりません。構造書は持ってないんです。。。
最上部も外します。微妙な大きさのOリングです。

VIRAssyを手に入れることは出来ず、入手できそうなのは乾燥材とストレーナぐらい。でもやってみないと分からないので購入して到着を待ちます。