外国車を購入する際に必ず耳にするVINコードという言葉。クルマの詳細を記号で簡単に表記したプレートであります。
国産車でいうとコーションプレートのようなものでしょうか?
中古並行車で価値のあるクルマの正体を知るには欠かせません。本物のマッスルカーということで購入したが、調べてみるとチャンポングルマだったらショックですよね~
僕は日産のL型6気筒エンジン車両に乗っていたので、特に
「何のエンジンが載っていたのか?」っていうのがとても気になります。
そんな僕も、ついにアメ車を購入しましたので自分のクルマを元に説明していきたいと思います。
フロントガラス左隅にVINコードのプレートが見えます。
VINコードは
1D80H5R51※※※
まず一桁目は製造メーカー名となります。”1”はシボレーを指します。
ちなみに、、、
1.シボレー 2.ポンティアック 3.オールズモビル 4.ビュイック 6.キャディラック
F. フォード L. リンカーン M. マーキュリー
2桁目はクルマのシリーズネームです。
スタンダードのエルカミは”C”、
クラシックシリーズは”D”となります。
内装が大きく異なります。
スタンダードな内装
クラシックエステートインテリア 僕のエルカミそのままな内装♪
3桁目はボディスタイル
80は2ドアセダンピックアップを指します。
4桁目は肝心のエンジン型式です
D:直6 250
H:v8 350 2バレルキャブ
Ⅼ:v8 350 4バレルキャブ
U:v8 400 4バレルキャブ
Y:v8 454 4バレルキャブ
僕のエルカミはV8のスタンダードエンジンとなります。
5桁目は年式です。
僕のエルカミは75年式なので”5”となります。
6桁目はAssembly Plant 組み立て工場です。
“B”はBaltimore ”D”はDoraville ”R”はArlington ”Z”はFremont
そして7桁以降は車体番号となります。
ということでVINコードを解読した結果は、
1975年式シボレーエルカミーノ2ドアセダンピックアップクラシックライン
エンジンはV8350 2バレルキャブ、アーリントン工場出荷車両
ちなみに、
僕が20代独身だったら、
「なんで454じゃないんだー」とか「ベンチシートなんて嫌だ!」って言っていた気がします(笑)
40代、妻子持ちとなった今、
「よかった、350だ!しかも2バレル経済的♪」
「ん!?エーデルのキャブなんか付いてんぞー、でも新しいな!ラッキー(嬉)」
そして「ベンチシートだから3人乗れるね~」になりました。
若かった僕はメディアの情報に踊らされて、要らぬウンチクを植え付けられていたのです。
年を取り垢ぬけた僕は(爆)必要なものを取捨選択できる人間に成長したのでした。。。